■最初に
数あるFAに関するサイトの中で、ドッグファイトや爆撃に関する技術・データは色々述べられてきたと思います。
その同じ分野で、私目にような若輩者があれこれ述べましても、そのレベルの低さを皆様にお知らするだけのページになると思います。 
そこで、それらのお話はベテランの方々におまかせするとして、ここでは空挺術のお話をさせていただきたいと思います。
なんで空挺やねん!言われますと困りますが、それは私が空挺機しか乗れないからと考えていただく
と早いです。・・;

■各国空挺機比較

  
昭和 零式輸送機一一型 L2D2 Tabby
         (日本軍)
全幅 28.9m
全長 19.7m
全高 7.4m
自重 7,140kg
全備重量 12,500kg
エンジン 三菱『金星』四三型 x2、1,000hp
最高速度 354km/h
航続距離 3,240km
武装 なし
搭載量 3,800kg (空挺部隊x11、物資2,000kg)
乗員 5名

Douglas C-47A Skytrain
(アメリカ軍)

全幅 29.1m
全長 19.7m
全高 7.4m
自重 7,600kg
全備重量 12,700kg
エンジン Pratt & Whitney R-1830-92 x2、1,200hp
最高速度 370km/h
航続距離 3,380km
武装 なし
搭載量 2750kg(空挺部隊x14、物資2,750kg)
乗員 3名

Douglas Dakota Mk.II
(イギリス軍)
全幅 29.1m
全長 19.7m
全高 7.4m
自重 7,600kg
全備重量 12,700kg
エンジン Pratt & Whitney R-1830-92 x2、1,200hp
最高速度 370km/h
航続距離 3,380km
武装 なし
搭載量 2750kg(空挺部隊x14、物資2,750kg)
乗員 3名

Junkers Ju-52/3m g5e Tante Ju
(ドイツ軍)

全幅 29.2m
全長 18.9m
全高 4.5m
自重 6,510kg
全備重量 11,000kg
エンジン BMW-132T-2 x3、830hp
最高速度 272km/h
航続距離 1,280km
武装 7.92mm機銃 x2、13.0mm機銃 x1
搭載量 1,800kg (空挺部隊x9、物資1800kg)
乗員 2名

Lisnuov Li-2
(ソビエト軍)
全幅 28.8m
全長 19.6m
全高 4.2m
自重 4,680kg
全備重量 12,000kg
エンジン 2x ASh M-62IR、1,000hp
最高速度 320km/h
航続距離 2,500km
武装 7.62mm機銃 x2、12.7mm機銃 x1
搭載量 2950kg (空挺部隊x13、物資2000kg)
乗員 5名

■FAに出てくる実機のお話

GEのJu-52/3m(愛称:タンテ)以外の空挺機は各国名称は違えども基本設計はすべてダグラスDC-3をベースにしたライセンス生産品です。
ただし、L2D2とLi-2はこの機体をベースに自国製のエンジンに乗せ換えています。
興味深いのは、GEのJu -52/3mは当初単発輸送機であった物を出力アップの為に3発機に改造された生い立ちがありますが、その際、最初に搭載されたエンジンは国産のBMWで はなく、なんとC-47と同じプラット&ホイットニー社製のエンジン3基を搭載して製作されたのがJu52/3mの原型機だそうです。
各国とも開戦前は、平和利用をその身上としていた為に、輸送機の基本設計に国境はなかったのがよくわかります。


■FAにおける空挺機
FAにおいて、空挺機の目的と言えば資材、弾薬輸送よりもやはり空挺隊を輸送し占領作戦に使用する戦略的利用がその最大の目的です。
具体的には、敵が防衛している空港、戦車工場等の施設を味方機に攻撃してもらい、ダメージの状況を見ながら空挺を投下してこれを占領することであることは、皆さんご存知のとおりです。
そのミッションをおこなう上で空挺機に要求される一番重要な仕様は、搭載量でも速度でもなく、攻撃をうけてもすぐに撃墜されない丈夫な機体だと思います。その意味においてはC-47ベースの各国機体は一応にたいへん丈夫だと思います。個人的にはデザインを理由にJu-52/3mも好きですが、他の国の空挺搭載人員に対して9名は少々つらいものがあります。それに対してC-47、Dakota、Li-2は同様に13〜14名搭載可能です。これだと、速攻で施設を占領したい場合、無補給で2ヵ所占領も十分可能です。
私がSU専門だからと言うわけではありませんが、機体強度、武装の有無、搭載量から考えてみて、個人的にはLi-2がベストだと思います。


■空挺機の心がまえ?
空挺機のミッションにおいて、必要なテクニックは爆撃機のそれと比較してそれほど難しいものではありません。
爆撃機で高度10000ft以上から、ハンガーやヘッドクォーターへ投下命中させるほうが、空挺機で低空へ降下しアバウトに空挺をまくより数倍のキャリアと技術が必要だと思います。
それよりも空挺の役割に要求されるのは、状況適切に判断できる目だと思います。
今突入できる状況にあるか?ダメージはどうか?どこへ撒けば空挺を殺さないですむか?等、付近の状況を見て判断できることが要求されると思います。 
また、多数の編隊で占領作戦をおこなう際は、空挺機の役割はさらに重要となります。その責任は作戦をおこなう機数が増えれば増える程重くなります。その責任を果たす為には、日ごろより自分なりの成功確立の高い空挺の投下方法を見つけ出すことが必要だと思います。
ミッションをおこなう際、これが自分の一番得意な空挺の撒き方だから、これで失敗すればしかたないと納得できる方法をもっていると、失敗しても、少しは気 が楽になります。しかしながら、自分がベストを尽くしたからといっても沢山の戦友を巻き込んで作戦し、自分がその要となっているわけですから、失敗した場 合は素直に謝罪しましょう。


■空挺機ミッションのポイント
空挺機が占領のミッションをおこなう際、単機ではその価値はまったくありません。
通常は爆撃機や、爆装戦闘機等と行動を共にし、攻撃機のダメージにより、空挺部隊の占領が可能となることは皆さんご存知だと思います。
そこで、空港でその行動を開始するところから空挺機のポイントを述べてみたいと思います。
1. 燃料の目安
まず、忘れがちな空挺部隊を必ず積みましょう。w
燃料はデフォルトでは重量表示となっていますが、「ALT+t 」のKEYで重量表示を飛行可能時間表示に切り替えられます。
目標までの飛行経路にもよりますが、テルトリアルコンバットのクラッシックマップでは、マップ全体の半分程度なら1時間分の燃料で十分飛行可能です。した がって飛行経路が長かったり、高度をとるために回り道ルートをとったとしても、燃料は1.5時間分あれば大概のミッションに最後まで参加することが可能で す。


2. 目標施設の攻略のタイミングと経路
空挺機で目標を目指す時は、マップを観察し、チャットで必要な情報を得、十分に敵味方の付近の状況を確認してから目標設定とタイミングを計る必要があります。
具体的にどの目標を攻略するかは、その時の状況とタイミングで変わってきますので、一概に説明は難しく、且つ、あまりこの部分のお話をすると各国の作戦やら、企業機密にふれますのであまり言及しません。
・・・が、ひとつだけ申し上げますと、「来るとわかっている時間と場所には、敵はかならず待っている」ということです。

たとえば、クラッシクマップで言うなら95AMと34AUに挟まれた55Tへは南北の両国からよく攻めてきます。
そこで、55Tのレーダーが破壊されれば、「さ〜今から空挺と攻撃機が占領にいきますよ〜」と合図しているような物です。
逆をいえば、「今はこないだろう」「えええ!いつのまにきてたんだ」という時を狙うべきであり、そのタイミングが攻め時です。
いつかは攻めてくるとわかっているところへ、いかに油断しているタイミングで、発見されにくいコースで攻めるか・・・。これに限ると思います。

レーダーを落とさずに攻めるのも手ですし、防衛戦車がいて油断しているときもチャンスです。マップが立ち上がってすぐならまだ油断しているかもしれません・・・。
まだまだチャンスは潜んでいると思います。
そのチャンスを味方に提起して作戦を起こす。それが自軍を勝利へ導く一番早道だと思います。


3. 目標施設への侵入(空港占領時)
味方機と共に作戦開始の会話が煮詰まって占領作戦が開始され、目標施設へ向かう、その際重要となるのが、味方機への空挺機の位置連絡です。
なぜ空挺機の位置が大事か?
・・・それは空挺隊が降下するタイミングに味方の攻撃の波長を合わせてもらう為です。
たとえば・・・
■空挺突入時に味方の攻撃機が施設にダメージを与え50%になる様に上げてもらう。
■降下した空挺を攻撃する可能性のある地上砲台機等に攻撃をかけ、破壊てもらう。

■空挺機の進入を援護してもらう。
■投下した空挺部隊の援護をしてもらう。等々・・・。
み なさんご存知に様に施設占領には、当該施設ダメージが50%以上で、尚且つ占領部隊の空挺隊の数が5名以上(GEのみ3名)でないと、空挺部隊は占領しま せん。したがってダメージを確認して50%以下なら、チャット等でダメージをあげるように味方に促してから投下しましょう。
ダメージが45%程度までいっていると、降下した空挺部隊が施設を攻撃して空挺部隊自身で50%までもっていくことがありますが、これはあくまで賭けです ので、通常は投下を開始するまでに、ダメージの追加を味方に促し、50%を確認してから投下したほうがよいでしょう。

さらに注意することは、空挺投下の際にヘッドクォーターが破壊されているかを確認しましょう。
ダメージが50%以上、空挺数5名でもヘッドクォーターが破壊されないと占領はされません。
   
           ヘッドクォーター

蛇足ですが、空挺部隊が唯一破壊できない施設はヘッドクォーターとハンガーです。それ以外の施設はほとんどが空挺部隊で破壊できますがこの2施設はどれだけ沢山の空挺部隊が降下しようとも破壊できません。

以上のことより、進入時には必ず現在位置と突入予想時間をチャットで流しましょう。
空 挺機が現在どの位置で、まだ突入までは時間がかかるのか?その為には自分がもっている爆弾を温存しておくべきか?それとも空挺機はすでに降下を開始してお り、今ダメージをいれないと作戦が成功しないのか・・・など、味方機が判断するのに必要な視覚だけだは収集できない情報をチャットで促しましょう。
この役目は空挺機の状況を一番把握している空挺機のドライバー自身が頻繁におこなうべきです。

くれぐれも、「えええ?いつ投下したの?」なんて味方に思わせないないように・・・。
4. 速度と高度

占領目標上空までくると、いよいよ空挺隊の投下です。でも焦りは禁物です。
折角運んだ空挺隊を速度超過や高度不足で墜落死させると今までの苦労が水の泡です。

投下速度
空隊部隊兵は、速度が速すぎると尾翼に接触したり、気を失ったりして(想像ですw)死亡します。
た とえば、実際の空挺投下では、投下高度(後述)に達するまで上空から急降下して投下する方法と、低空進入してそのまま投下する方法と大きく分けると二つの 方法があるわけですが、降下して投下する場合、機首をおこしてすぐ空挺を投下すると速度が速すぎて空挺兵は死亡します。
この死亡が発生する速度は220マイル以上から見られます。
したがって、急降下の後に水平飛行に入った時は、200マイル(320km)程度まで速度を落としてから投下しましょう。その際、敵施設の上空で水平飛行 をおこなう事は敵の迎撃機から見ると格好の餌食であり、もっとも危険な状態です。急降下から水平飛行に入った後はできるだけ早く投下する為にエンジンを 切ったり、フラップをいれる等して速度を急激におとして、急いで投下しましょう。
尚、投下する時は爆撃機が爆弾を水平投下する際とおなじく、機体にGがかかっていると投下できません。Gがかからない程度まで水平飛行が必要なことも覚えておきましょう。

これは空挺機・爆撃機に搭載されているAI機銃も同じです。Gがかかった状態ではAIは作動せず、機銃は攻撃しません。

■投下高度
速度を200マイル以下に減速したら次は高度です。
空挺隊をかなり上空から投下する方法もありますが、それは空挺隊が地上へ到着するまでの間、敵の空挺隊への攻撃準備時間を与えることになります。したがっ て、なんらかの理由があって高高度から投下する以外は、地上に到達するまでの間を短くするように空挺に必要な最低降下高度で投下しましょう。
この最低降下高度とは、あまり低空で空挺隊を投下するとパラシュートがひらくまでに兵士が地面に激突して死亡してしまう為に、それを避けるために必要な投下高度です。
検証をおこなった結果、空挺兵の墜落死は絶対地表高度で220〜230ft付近からみられました。
約250ft(76m)以上で、この致死率はほぼ0%になり、空挺隊を投下するのに安全な高度であり、この高度を目安に投下するとよいと思います。
実際の戦場では前述にもあるとおり、高度をもって目的地上空から降下することを前提とした進入方法と、レーダーに検知される高度を避けてに低空飛行で侵入する方法があります。低空進入の場合、レーダーが検知する海抜(気圧)高度は750ft(228m)以上です。
奇襲をかける際は、そのまま750ftの低空を維持して目標施設に進入することがありますが、ご注意いただきたいのは、その海抜高度750ftでは、投下する目標の海抜によっては地表高度が250ftに足らないケースがあることです。
たとえば、クラッシックマップの南端空港95AMは空港自身が海抜約650fの高さにあります。そこへ海抜高度750ftで進入しても地表高度は100ftしかありません。これではレーダーを避け、苦しい低空飛行で長時間をかけて空挺を運び投下しても全滅です。
レーダー検知高度に注意する為に、海抜高度を通常の表示設定にされている方で、進入時に地表高度にきりかえるのが面倒だという方は一般に空挺投下の高度は900ft(274m) あれば安全と記憶しておけばいいでしょう。この高度ならクラッシクマップではほぼ全施設で問題なく空挺を投下できます。地表からの高度を通常の表示設定されている方は前述のとおり250ft(76m)で投下しましょう。


                   
               地表高度と海抜(気圧)高度の関係

5. 投下位置
それでは投下する位置のお話を進めてたいと思います。

■一般的な空挺の投下位置
下記の図Aは一般に一番よく空挺を投下される場所です。これはハンガーとは逆に位置する空港滑走路先端位置です。
地上砲台とよばれる空挺殺しの爆撃機がハンガー付近の駐機場から滑走路先端まで移動するには距離がありこの区間を滑走していかないと、空挺を抹殺できない為で、この付近が比較的空挺の投下には比較的安全だとされている場所です。
現実には、滑走路がかなりのダメージを受けており地上砲台機が先端まで機体を進めることができない場合や、地上砲台機が出現すらしていない場面では、かなり有効だと言えます。
尚、図の位置は滑走路にむかって垂直に配置し、T字に投下した例ですが、同様に滑走路先端付近で、滑走路よりはなれた位置で滑走路と平行に投下すると、施設や樹木に射線が防がれてさらに空挺が攻撃をうけにくくなります。



    
  空挺の投下位置の例

上記はあくまでも、投下する場所の一例にしかすぎません。
その場面での目標施設の状況、地上の敵の位置、数で投下する場所がかわってきますので一概にどの場所が良いかを述べるのは難しいと思います。
常に意識することは、投下場所は地上砲台機等の攻撃機から遠く、施設、樹木の影になって瞬殺されにくい場所、つまりいかに長時間その施設で滞在できるかを考え、その場面に応じて、最良の位置に投下することです。
長時間いれば、空挺隊による占領判定の要因である・・・
■施設がダメージ(50%以上)を受ける。
■空挺隊自身が一施設を破壊しなければならない。
という要素を満足するのに必要な判定時間を稼げるからです。
その位置はかならずしも図中の赤い施設境界線内だけとは限りません。境界線外に投下してもすぐに境界内へ空挺隊が進軍し占領できるケースもあります。
しかしながら、あまりにも施設から離れた場所だと、空挺隊が施設へ向けて進軍せずに着地と同時に消えたりすることがありますので注意ください。
具体的にどの程度離れると、施設に向けて進軍せずに仕事を遂行しないかは、次章で述べます。

■空挺の施設反応距離
施設に対してどの距離に降り立てば、空挺はその目標をめざすのかを検証してみました。

下記の図において、施設境界ライン(赤)に対して、その外周に施設境界から半グリッドというライン(黒)を描いてみましたが、この黒いラインが実際に空挺部隊が施設に反応してその目標にむかって進軍する範囲を示します。

たとえば図中のAの部隊のように半グリッドラインの外部に降り立つと、施設に反応しないで、進軍しないばかりか、システム自身から抹消され、空挺部隊はマップ上から消えてしまいます。
一方、Bの部隊のように部隊全体としては半グリッドラインの外部に位置していても、部隊の一部が半グリッドラインの内部にかかっていると部隊全体は施設を認識し、目標に対して進軍を開始します。
これは空挺隊を投下した際に発生する、空挺隊の範囲を示すラインがその空挺隊がひとつのチームであり、関連をもった行動をとるプログラムが組まれている為 だと思います。そこでこのチーム範囲が半グリッドラインにはいっていると、近接施設へ進軍するようシステムが組まれているようです。


      
施設境界と半グリッドライン
■空挺術のまとめ
あれこれと、空挺に関係することを述べましたが、まだまだその裏技や知られていない方法があると思います。
ここで述べさせていただいたことは、空挺を経験された方がご存知である事をおさらいしただけかもしれません。
私自身、まだまだ知らないことが沢山あり、教えていただきたい事も沢山あります。
しかしながら、ここで記載させていただいたことが、皆様の何かのお役に立ち、「あ〜あそこのサイトになんかそんなことが書いてあったな〜」と思い出していただいたら幸いです。
これからも、空挺に関するデータや知識でわかったことがあれば、今後も継続して更新していきたいと思います。

最後に、これから空挺屋を目指される方に一言・・・。

あたりまえの事ですが空挺機は単独ではハンガーひとつ、戦車一台破壊できません。
ところが、味方の爆撃機が一機だけもいてくれれば、敵のボンバーベースですら容易に占領でき、自国の苦しい場面を一気に挽回することも可能です。
したがって常に、空挺のお仕事は戦友の協力の上に成り立っていることを忘れずに空挺ライフを楽しんでいただけば幸いです。

以上長々と、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
では、FAのお空でお会いしましょうヽ(´‐`)ノ



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